今日のお昼時間に、突然学童から電話がありました。
???と思って話を聞いてみると、
「ご飯の後、急にDちゃん(殿の名前)の顔が赤くなって…
目が腫れているんですが」とのこと。
咄嗟にアレルギーか!?と思いきや、今日は私の手作り弁当。
おかしいな?と思ったのですが、アレルギーの一時対処として
「とりあえず赤い部分を冷やして15分様子を見て下さい」
とお願いし、様子を見てもらう事になりました。

15分後、再連絡すると、目の腫れは続いているとの事。
今まで、アレルギー関連で、目が腫れた事はないし、
さらに15分経っても症状が治まらないということは
異例の事。急遽午後会社を休んで学童室へ急行しました。
一応指導員の先生には、殿の状態が分かるように
「正面から(特に目の症状が分かるように)」「首」
「他症状が出ている所」と写真を撮ってもらうよう
お願いしておきました。

私が学童室へ到着したのは14:30。
症状発生後約2時間近く経過してからです。
見てびっくりしたのは、殿の顔が劇的に変化していた事。
とくに目の腫れがひどいです。
症状が出たときと、2時間近く経過しても変化なし。

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症状が出たときの写真。

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ちなみに数日前の殿の写真。

殿が食べたお弁当の中身を見ると、持って行った物のうち
ウィンナーとトマトしか食べておらず、そのうち
ウィンナーは既に何度も食べて症状なしと確認している物。

犯人は何だ…?

指導員の先生の話に、気になる話がありました。
ご飯を食べる前11:10頃、小学校内で消毒薬が散布された
ということ。今まで学童室は体育館側に併設されていたけれど
体育館の改修工事に伴い校舎内の教室に臨時移動してました。
しかも、消毒薬が散布される事を学校から聞いたのは、
今日朝だったため、保護者に連絡する時間もなかったようで。

その後殿と指導員の先生の話を詳しく聞いてみると、
消毒薬散布後、お昼前に消毒薬が散布された直後の廊下を
歩いて、手を洗いに行ったとの事。
殿が症状を訴えたのは、ご飯を食べる前からだということ。

あやしい。その消毒薬が限りなく怪しい。
ということで、学童室から職員室へ移動し、散布された
消毒薬の成分を教頭先生から聞く事にしました。
業者より送られて来た薬剤の名前は、ピレスロイド系の
シフェノトリンが主成分の殺虫剤でした。

その後、小児科に行って診断を仰ぎましたが、
さすがに先生は消毒薬が原因だと断定しませんでしたが、
限りなく怪しいですね、とは言われました。

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結局、今日一日殿はこのぶーな顔のままでした。
通常なら学校内に児童がいるタイミングで殺虫剤が
散布される事はないのですが、今年の夏は改修工事で
学童室が校内に移動し、更に殺虫剤散布の連絡が遅れ、
アレルギー体質を持つ殿に症状が出た。

確かにアレルギーを持つ子供って症状が出て怖いよね、
という結果なのかもしれませんが、
症状が出なかった子供は殺虫剤巻いても大丈夫なのか、
というと、そうじゃないよなぁ…と感じます。
症状は出ていなくても、毒性は確かにある。

数回のやりとりの中、教頭先生、市の児童福祉課の
学童担当も出て来て、最後に頭を下げられたのですが、
今回殿の身体を持って、学校に殺虫剤を撒く事の危険性を
少しでも理解してもらえていたらなぁ…と思う
自分でした。
しかし怖いなぁ、化学物質。