時の首相が強行した「定額給付金」。
受け取りましたか??

私は、当初首相の考えがあまりにもばかばかしくて、
いっそ受け取るのを止めようかと思っていました。
景気対策だなんだと名目をたてたとしても、
結局国民のご機嫌伺いみたいなもんじゃないですか。
私たちが泣く泣く収めた税金なんだから、
それを効果的に使うのが国だろう、と。
そんな話を相棒としていたら、もらわないなら自分がもらう、
とまで相棒が言い始めてしまったので、
それじゃぁ、国が使ってくれない所に使えばいいかな・・・
と思い直し、そっくりそのままある団体に寄付しました。

その団体とは、日本盲導犬協会。

実は、毎朝乗換駅のホームで、盲導犬を連れた年配の男の方を
見かけるのですが、盲導犬の無駄のない動き、
全幅の信頼を寄せて身を任せる人、
一人と一匹の深い絆と愛情を感じて、
いつも胸がほんわか温かくなるのです。

目が見えないということは、きっと外出をためらわせるほどの
強い恐怖だろうと思います。
盲導犬はまさに、そんな方々への新しい扉なんじゃないかと
思います。
何よりも、盲導犬の誇らしげな姿、「仕事してます」って姿をみると、
なんとなく背筋が伸びる感じがします。

そういうあったかい絆が、
もっともっと増えて欲しいなぁと思って、まるっと寄付しました。
どうせもともとなかったお金だったし、
「何に使ったんだかわかんなかった」ってよりは、
私にとってははよかったような気がしてます。

ただの自己満足なんですけどね。

ちなみに、ある一定額以上寄付すると、
所得税がちょっと減額されるらしいです。
これぞ税をもって税を制す(そんな言葉はないが)って感じ?